■episode1 (From hotel of the world)


この度、ホテル研究所独自のオリジナルコンテンツ、題して「世界のホテルから」というコーナーをほてるタウン事務局より設けていただきました。これからお届けする内容は、当研究所海外派遣エージェントから送られて来た報告内容をご紹介して行くという主旨にございます。
今回は記念すべき第一弾として、相応しいか相応しくないかの賛否両論が当研究所内においても物議を交わしておりますが、海外派遣エージェントとしては古株のコードネーム:ゲスラー総統を抜擢した次第であります。因みに、彼本来のコードネームは、デスラー総統でした。大の宇宙戦艦ヤマト好き、デスラーファンといったところでしょうか・・・。日本滞在時、当研究所に立ち寄った際は必ずと言って良いほど「研究所の諸君、さらばだ・・・」が口癖でした。そんな彼がなぜ今「ゲスラー」という異名を囁かれるに至ったか、以下ご紹介する報告内容で概ね納得していただける筈です。
一言で申し上げると、「ゲスイ男」とだけお伝えしておこう。


ゲスラー総統プロフィール

エージェント ゲスラー総統
派遣管轄 主に海外
性別 男性
趣味 意味もなくヌーデイストビーチでたたずむ事
特技 金髪美女にゲスラー砲を発射する事

ホテル研究所本部より紹介を賜った、吾輩デスラー××いや現在ではゲスラーと呼ぶ者が多いため、ゲスラー総統とコードネームを改めたのであったな・・・。自分本意ではないが人がそう呼ぶのであれば、またそれもよかろう・・・海外報告第一弾を授かったのだから文句も言うまい。吾輩がお届けする調査報告は、荒野の大地に浮かび上がる欲望の街ラスベガスだ!

ラスベガスは、アメリカ合衆国ネバダ州の砂漠の中に位置する。年間平均で晴天が211日、一部曇りを含めると300日近くは晴れで天候は非常に安定している。年間平均気温は19度だが、真夏には40度にもなる。しかし、日本の様に湿気はなく乾燥しているため過ごしやすい。冬の市街地では5~10度、昼間はジャケットを羽織る程度でも過ごせるが、夜になると極度に冷え込むといった砂漠特有の気候だと思ってくれ。さすがの吾輩も全裸で過ごすには耐え難い。何度も言うが乾燥は激しい、それと日差しがきついため日焼け止めと保湿クリームは絶対に必須であることは事前に伝えておくとしよう。吾輩ですら裏筋にまで保湿クリームを塗る始末だ!

話は変わるがネバダ州と言えばエリア51・・・、ロズウェル事件・・・、矢追純一・・・、そして下図イメージを想像する人々も多いであろう。

吾輩はそういったミステリーを探求するのも悪くはないが、当研究所においては管轄外の話だけに今回は割愛するとしよう。参考までに記すとすれば、エリア51はラスベガスの北北西約200kmに位置するという。まあ、興味があれば足を運んでみるのもよかろう。

  • そうこうしているうちに機内からはラスベガス上空が見渡せるまで接近している。
    空の玄関口となるマッカラン国際空港まではもう間近だ。因みに、ラスベガスへは日本からの直行便は現在存在しないため、吾輩は一旦ロサンゼルスを経由し、国内線ターミナルへ移動してデルタ航空で向かうのがお決まりのルートだ。
  • 空港に着くや否やスロットマシーンがお出迎えしてくれる。さすがは本場ギャンブルの都ラスベガス、ケツの毛までもむしり取ろうとする粋な計らいに敬意を表する限りだ。しかし、吾輩は目押しが出来ないスロットには興味やへったくれもない、一路ストリップへ向かうのみだ。
    おいおい・・・、まさか吾輩がストリップ劇場目当てに来たとでも思ってないか?
    ストリップとは地区のことだ、勘違いしないでくれ!そこまで吾輩は下衆ではない。

これから報告するホテルの数々が記された地図を掲載しておこう。ストリップ大通りに面したホテルはどこも有名だ、映画やテレビで観た光景を目の当たりにするだろう。

先ず吾輩が目指すは高さ350m、東京タワーよりも高いラスベガスの突起物

ストラトスフィア(Stratosphere)

御上りさんなら誰しも足を運ぶという有名なタワーこそが最初のリサーチミッションとして相応しいであろう。しかし、今回はここまで。記念すべき第一弾ということで少々能書を垂れ過ぎた。長旅の疲れで吾輩の突起物にも休息を与えてやらねば調査報告をまとめる持続力にも影響しかねないからだ。
では、また会おう諸君!さらばだ・・・(ゲスラー総統万歳)!!